移住・定住特集 新潟・十日町市で暮らす!雪国での生活に憧れている方へ

記事の取材・編集・制作:クラフト株式会社 十日町市 - DOCODEX(どこ出かける?)
– 清津峡アート作品 –

今回ご紹介する移住・定住先は、新潟県の十日町市です。

このまちには、冬らしい冬が来ますから、積雪との暮らしを学べます。

そして、自然の地形を生かした美しい棚田が広がっていますから、この地で稲作を学べます。

このまちは、伝統文化が多く、自然との暮らしから得たたくさんの知恵や技術を若い方々へと受け継いでいかなければならないのです。

さて、どうやってこのまちに多くの若者を呼んだらいいのでしょうか?

この度、十日町市への移住・定住について、十日町市移住コンシェルジュの本間様、大塚様にお話を伺ってまいりましたので、どうぞご覧ください。

十日町市について

Q.編集部
十日町市はどのようなまちですか?

A.十日町市 本間、大塚
十日町市は、新潟県南部と長野県の県境に位置し、東京からおよそ2時間と好アクセスなまちです。

市街地でも平年の積雪が2mを超える日本有数の雪国であり、南北にかけて日本一の長さを誇る信濃川が流れ、雄大な河岸段丘が形成されています。

Q.編集部
十日町市の特色、魅力について教えてください。

A.十日町市 本間、大塚
魚沼産コシヒカリへぎそばをはじめとする豊かな食、伝統工芸品「十日町絣」や「明石ちぢみ」などの織物、そして国宝「火焔型土器」が生まれた縄文時代から現代に至るまで連綿と続く歴史があります。

へぎそば
– へぎそば –

五感全てで“日本”を感じることのできるまちです。

編集部
編集部

日本らしい田園風景が視覚を刺激し、

虫や鳥の鳴き声や風の音が聴覚を刺激します。

おいしいお米やそばは、嗅覚や味覚を刺激してくれます。

まさに日本の風情がこのまちにあります。

十日町市のおすすめエリア、買い物エリア

Q.編集部
おすすめのエリアがあれば教えてください。

A.十日町市 本間、大塚
黒部峡谷・大杉谷とともに日本三大峡谷の一つとして知られる清津峡は、川を挟んで切り立つ巨大な岩壁は全国に誇るV字形の大峡谷をつくり、国の名勝・天然記念物にも指定されています。

雄大な柱状節理の岩肌とダイナミックな清津川の景観は素晴らしく、訪れる人々に深い感動を与えます。

さらに2018年の大地の芸術祭にて、中国の建築家集団「マ・ヤンソン / MADアーキテクツ」のアート作品Tunnel of Lightとして改修され、トンネル内部の大幅なリニューアルに加えて、エントランス施設も設置。

エントランス施設では足湯やグッズ販売、カフェの営業も行っています(冬期間はお休み)。

Q.編集部
人気の買い物エリア、おすすめの遊ぶ施設はございますか?

A.十日町市 本間、大塚
市内にはイオンなどの大型スーパーなどもあり、日常生活に必要な買い物は市内や近隣市で揃えられると思います。

十日町市を含む“越後妻有地域”を舞台に3年に1回開催される世界最大級の国際芸術祭大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレは、トリエンナーレ会期外でも約200点の恒久作品や美術館などがあるのでいつでもアートを体験することができます。

子どもの遊べるスポットとしては、桂公園がオススメです。

桂公園
– 桂公園 –

2017年に(一財)公園財団の「公園夢プラン」最優秀賞、2020年には読売新聞社の「よみうり子育て応援団大賞」大賞を受賞している公園です。

地元のNPO法人が管理をしていて、ゴーカート、特設プールやラジコン貸出しなども行っています。

市外・県外からもSNSや噂を聞きつけて遊びに来る方が多いです。

編集部
編集部

世界的にも有名なアートのまちとは知りませんでした。

清津峡のトンネルは最高の「映えスポット」ですね。

そして、桂公園も要チェックポイントです。

下見の際は必ず訪れてください。

子育てに関する情報、保育園、教育関連

Q.編集部
保育園、学校、学童の情報など子育てがしやすい環境は整っていますか?

A.十日町市 本間、大塚
市内には、認定こども園13園、小学校18校、中学校10校、高等学校4校、特別支援学校2校があります(2023年時点)。

子育て相談の場となる「子育て支援センター」や全天候型の児童センター「めごらんど」など施設も充実しています。

また、全国的にも珍しい小中一貫校「まつのやま学園」では9年間を通して独自のふるさと学習や英語教育にも取り組んでいます。

– まつのやま学園スキー授業 –

Q.編集部
子育て世帯に嬉しい経済的負担が軽減される政策はございますか?

A.十日町市 本間、大塚
18歳までのお子さまの医療費を一部助成。

また、ひとり親家庭には、お子さまと養育者の医療費も一部助成があります。

更に、18歳以下のお子さんが3人以上いるご家庭は、3人目以降のお子さんの保育料が無料になります。

編集部
編集部

このまちで生まれ育つと、まるで手足のようにスキーを扱えるようになりそうです。

教育面や医療費でも家庭へのサポートがありますので、特に共働きを希望する方は、ご相談ください。

転職、補助金、サポート、移住体験

Q.編集部
お仕事の情報について教えてください。

A.十日町市 本間、大塚
基幹産業である農業と織物産業のほかにも、建設業、ソフトウェア産業、宿泊業など様々な業種があります。

また、専門家による無料相談窓口や補助金制度などの手厚いサポートで起業にチャレンジする方を応援しています。

2023年には新潟県内で5番目となる複業協同組合「TOMOWORK」が設立されました。組合の正社員もすでに市内で活躍中です。

他の転職情報 » qraft.co.jp/gnto

Q.編集部
おすすめできる補助金制度がございましたら、いくつか教えていただけますか?

A.十日町市 本間、大塚
東京23区に住んでいた・通勤していた方向けの「移住支援金」の他に、十日町市には独自で様々なメニューの補助金があります。

ふるさと回帰支援事業補助金では、単身で最大35万円、世帯で最大70万円の支援。

そのほかに、子ども1人につき10万円の子育て加算や、テレワーク、運転免許の取得、新築や中古住宅のリフォームなど最大300万円の支援制度があり、手厚いサポートを受けることができます。

編集部
編集部

いくつか挙げていただいただけなのになかなかの高額サポートのラインナップですね。

ご自身に該当する支援・補助金の申請漏れがないよう、事前相談は必要だと思います。

Q.編集部
移住体験は可能ですか?

A.十日町市 本間、大塚
十日町市への移住を考えている方に寄りそって、先輩移住者との交流、住まい・仕事に関する視察、交流イベントの見学などを中心にオーダーメイドでつくるお試し移住体験プログラムを実施しています。

時期によって、体験やイベントのご紹介内容が変わりますので、十日町市移住コンシェルジュにご相談ください。

Q.編集部
移住希望者のサポート窓口はございますか?

A.十日町市 本間、大塚
移住の総合窓口「十日町市移住コンシェルジュ」にご相談ください。

移住するには、子育て、仕事、住まい、地域コミュニティなど幅広く情報収集することになると思いますが、移住コンシェルジュはそのような移住に関する情報・お悩みの総合窓口です。

移住前から移住後までコンシェルジュスタッフが一人ひとりに寄り添って支援していますので、まずはお気軽にご相談ください。

移住の総合窓口「十日町市移住コンシェルジュ」

– 十日町市移住コンシェルジュ –
開所10:00~16:00(月~土曜日)
場所新潟県十日町市袋町西91-1 asto内
電話025-755-5444
メールtokamachi.iju@gmail.com
LINE@981hzbid
公式URL
「まちとかお」
https://ijuiju.jp
編集部
編集部

想像していたよりも皆さんお若くて、話しやすそう。

移住後もずっと相談にのってくれそうです。

編集部
編集部

いかがでしたか?十日町市。

冬と夏での移住体験も全く異なると思います。

冬の移住体験でコンシェルジュに支援を仰ぎ、夏は観光で訪れるのもありです。

些細なことでも、気になるようでしたら、コンシェルジュにご相談してみては?

ハードが低めのLINE相談だってできるから嬉しいですよね。

本間様、大塚様たくさんの貴重な情報をありがとうございました!

記事の監修:

本間 志朗
大塚 眞
十日町市
十日町市移住コンシェルジュ・十日町市企画政策課

コメント:十日町市は訪れても住んでも日々を楽しく過ごせる数えきれないくらいの「コンテンツ」に溢れています。

周辺には南魚沼市・魚沼市・小千谷市・津南町・湯沢町・柏崎市・上越市が隣接しており、新潟観光の拠点地域としても最適です。

最近は学生の研究地域としても人気で論文執筆や調査の対象となる先行事例も多いため毎年たくさんの学生が地域に滞在しています。

また、海外アーティストの移住や中山間地の集落への移住者も増えており、元気に活動しています。

市民の皆さんや移住者が実施している観光パンフレットには載っていないような小さなイベントや収穫祭等に参加してみるとさらに楽しめるかもしれません。

移住検討者向けの情報は独自に更新している『移住カレンダー』に掲載しています。

十日町市移住カレンダー

人口5万人に満たない地方ですが多様性を受け入れる土壌が育まれています。

もし、第二のふるさとを探しているのであれば、ここ新潟県十日町市を自信をもってオススメいたします。自分なりの『地域とのつながり方』を探してみてくださいね。

私たちも全力でサポートします。

画像提供:十日町市

十日町市統計情報

面積590.39km2
人口
(※R5.8現在)
男 23,750人
女 24,696人
計 48,446人
人口密度82人/km2
世帯数
(※R5.8現在)
19,510世帯
平均気温
11.8℃
病院数
一般診療所数
病院(2)
一般診療所(24)
観光地清津峡、大地の芸術祭、美人林、小嶋屋総本店、桂公園、田代の七ツ釜
お寺・神社東光寺、長徳寺、諏訪神社、智泉寺、来迎寺、水月寺、神宮寺
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