全国・今週末はお近くの競馬場に行こう!初めてでも、きっと何かが見つかる場所

記事の取材・編集・制作:クラフト株式会社 2025年のダービーはクロワデュノールが制した
– 2025年のダービーはクロワデュノールが制した –

当サイトは、基本的に全国のお出かけスポットを紹介しているサイトなのですが、今回は、ちょっと違った切り口でのご紹介です。

題して、今週末はお近くの競馬場に行こう!です。

実は、競馬場って、恋人同士や家族、友達で1日中楽しめるお出かけ候補地として絶対に外せない場所なのですよ。

この度、東スポ競馬Web・編集長ザキヤマ様にその魅力についてたっぷりと取材してきましたので、どうぞご覧ください。

全国にある競馬場について

Q.編集部

日本全国に競馬場っていくつあるのですか?

A.東スポ競馬 ザキヤマ

日本全国にある競馬場は、JRA(日本中央競馬会)が運営する中央競馬の競馬場が10カ所、そして地方自治体などが運営する地方競馬の競馬場が6カ所あります。

これに加えて、北海道・帯広で行われている「ばんえい競馬」の専用競馬場も含めると、全部で17の競馬場が存在します。

中央競馬の競馬場は、東京・中山・京都・阪神といった大都市圏のほか、札幌・福島・新潟・中京(愛知)・小倉(福岡)など、地域ごとにバランスよく配置されています。これらは基本的に週末開催で、大きなGIレースも行われる華やかな舞台です。

一方の地方競馬場は、より地域に根ざした形で運営されており、岩手県には盛岡と水沢の2つの競馬場があります。

他にも、高知や佐賀、兵庫の園田、愛知の名古屋(現在は弥富市に移転)、そして北海道の門別競馬場があります。開催はナイターが中心のところも多く、仕事帰りに気軽に立ち寄れるのも魅力です。

さらに特別なのが「ばんえい競馬」。これは世界でも珍しい、重い鉄ソリを馬が引いてゴールを目指す競走で、北海道・帯広にしかありません。重厚で力強いレースは、中央・地方競馬とはまた違った魅力があります。

まとめると、中央・地方・ばんえいを含めて、日本には全部で17の公営競馬場があります。それぞれの競馬場が、地域ごとに個性豊かなレースを展開していて、旅先で立ち寄ってみるのもおすすめです。

Q.編集部

初めて競馬場に行くとき、なにか準備って必要ですか?

A.東スポ競馬 ザキヤマ

想像より、ずっと気楽な場所なのですよ。入場に必要なのは身分証くらいで、服装も普段のままで大丈夫。正装じゃないと…なんて考える必要もないのです。

ただし、競馬場って屋外なので、天気への備えはちょっと意識しておきたいです。夏なら帽子や日焼け止め、飲み物。冬なら暖かい上着とカイロ。レースごとに立ち歩く場面も多いですし、寒暖差には対応しておきたいところです。

馬券を買いたい方は、少額の現金を持っておくと安心です。最近はICカードも使えますが、券売機によっては現金対応のみってことも。 なので、準備といっても…肩の力を抜いて出かけてみるくらいでちょうどいいと思います。

編集部
編集部

もっと準備が必要な場所”って思ってました…この感じならふらっと行けそうですね。

Q.編集部

競馬場って、1日どんなふうに楽しめるのでしょう?

A.東スポ競馬 ザキヤマ

競馬場での過ごし方って、本当に人それぞれです。朝から通してじっくりレースに集中する人もいれば、午後だけふらっと来て、馬を眺めて、少し食べて、気が向いたら馬券を買ってみる…そんな過ごし方の方もいます。

開門はだいたい朝9時で、最初のレースは10時くらいから。レースは30~40分ごとに進んで、最終は夕方の4時頃。流れ自体は決まってるのですが、参加のしかたは本当に自由です。

おすすめは、まずパドックで馬を眺めてみること。

東京競馬場のパドック
– 東京競馬場のパドック –

歩いている姿や表情から、なんとなく惹かれる馬がいたら、その気持ちで馬券を1枚買ってみる。観戦がまったく違って感じられます。緊張感も興奮も、自分の予想が関わってくることで変わるのです。

編集部
編集部

“予定を立てなくていい”って新鮮ですね。気分次第でいろんな楽しみ方ができそうです。

Q.編集部

馬券って、どうやって買えばいいのですか?初心者でもできますか?

A.東スポ競馬 ザキヤマ

できますとも。最初は戸惑うかもしれませんが、やってみると驚くほどシンプルなのです。初心者の方なら単勝から始めるのがいいかもしれません。自分が1着になると思った馬を1頭だけ選ぶ、それだけで買えます。100円からOKです。

場内には自動券売機があって、画面の案内に従うだけで問題なし。分からなければスタッフが教えてくれますし、周りのお客さんも気軽に手を差し伸べてくれる雰囲気があります。

正直、予想に正解なんてないのです。「なんとなく気になる名前だった……」「パドックで目が合った(気がした)……」そんな感覚を信じて選ぶのも、競馬の醍醐味なのですよ。

編集部
編集部

“感覚で選んでいい”って言ってもらえると、ちょっと肩の荷が下りますね。試してみたくなります。

Q.編集部

競馬場の“グルメ”って有名ですよね?

A.東スポ競馬 ザキヤマ

ええ、実は競馬場のグルメって、かなり侮れないのです。定番は「競馬場カレー」とか「やきとり」、あとはボリューム満点の「競馬場弁当」。どれも場内で調理されていて、できたてが味わえるのが嬉しいのですよ。

場所によっては、ご当地グルメが登場することもあります。東京競馬場だと、春には桜を使ったスイーツ、秋になると焼き栗なんかも人気ですね。

競馬場にはキッチンカーも出店している
– 競馬場にはキッチンカーも出店している –

季節限定メニューを楽しみにしている常連さんも多くて、今日は馬券買わずにカレーだけ食べに来ましたって方、ほんとにいるのです。

競馬だけじゃない、食のイベント感もあって、ちょっとした隠れグルメスポットって言っても過言じゃないと思います。

編集部
編集部

「えっ!東スポ唐揚げ!食べたーい!」

へぇー、そんな本格派とは思ってませんでした。ごはん目的で行くのもアリってことですね。

Q.編集部

家族連れでも楽しめますか?小さな子どもがいても大丈夫?

A.東スポ競馬 ザキヤマ

もちろんです。最近の競馬場は、“大人だけの場所”っていうイメージを見事に覆してきています。キッズスペースがあったり、ポニーとのふれあいコーナー、ふわふわ遊具、撮影イベントなんかも開催されたりして、子どもも退屈しないよう工夫されてるのです。

それに、設備も充実していて、授乳室やベビーカーの貸し出し、オムツ替えスペースなどもちゃんと整っています。動物と触れ合えるし、屋外で思いきり遊べるし、親御さんにとっても過ごしやすいと思いますよ。

静かに観戦ってだけじゃなくて、動物園や公園みたいな感覚で来ているご家族も多いですし、「気づいたら子どもが競馬好きに……」なんて話もたまに聞きます(笑)。

編集部
編集部

それなら子どもも連れて行けそうですね。なんだか、思ってたよりずっとやさしい場所ですね。

Q.編集部

馬を間近で見ると、やっぱり違いますか?

A.東スポ競馬 ザキヤマ

違いますね。はじめてパドックで馬を見たときの感動って、やっぱり映像や写真じゃ伝わらない部分が大きいのです。

500キロを超える馬の大きさ、毛並みの艶やかな光沢、そして静かに歩く姿なのに、ものすごい存在感がある。じっと見ていると、「この馬、ちょっと落ち着きないな…」とか、「この子は堂々としてるな」って自然に観察するようになります。

レースが始まると、もう“音”からして違います。蹄のリズム、風を切る音、そして観客の声援が混じりあって、全身がざわっとする。あの迫力は、体感してこそわかるものです。

編集部
編集部

それ、聞いてるだけでも鳥肌立ちそうです……。画面じゃ感じ取れないものがあるって、やっぱり行ってみないとですね。

Q.編集部

初心者だとちょっと入りづらい雰囲気ってないですか?

A.東スポ競馬 ザキヤマ

昔は、“常連の聖地”みたいなイメージもあったかもしれません。でも今の競馬場って、ほんとうに空気が柔らかくなっていて、誰でも気軽に入っていける場所になっています。

若い人や女性のグループ、カップル、ファミリー層まで、客層も幅広いですし、スタッフも「初めてなんです」と言うとすごく丁寧に教えてくれます。

それに、近くのお客さんが自然と声をかけてくれることもあるのですよ。「わかりづらいですよね、最初は」って笑いながらアドバイスくれたり。そういう距離感も含めて、今の競馬場の温度ってすごく心地いいと思います。

編集部
編集部

“ひとりでもいいんだ”って思えました。こういう空気なら、ちょっと勇気出して行けるかも。

Q.編集部

馬の予想って難しそうですが、初心者でも楽しめますか?

A.東スポ競馬 ザキヤマ

全然問題ないです。むしろ、最初は“勘”で楽しむくらいがちょうどいいと思います。

「この名前かっこいい」「毛色が好き」「パドックで目が合ったような気がした」そんな理由で選んでも、案外当たることもあるのです。そして外れても、それすら楽しかったりします。

だんだんと、「この騎手は逃げが得意だな」「前走で調子よかったな」なんて見方が加わってくると、少しずつ“自分なりの予想スタイル”が出来てきます。誰もが最初は手探りですし、それが楽しいのですよね。

編集部
編集部

“正解がなくていい”って、なんだかホッとしました。選ぶ時間そのものも楽しそうです。

Q.編集部

印象に残っている、感動的な瞬間ってありますか?

A.東スポ競馬 ザキヤマ

ありますね。いくつもあります。

たとえば、日本ダービーの直線で一気に追い抜いたシーンとか。

「競馬の祭典」日本ダービーが行われる東京競馬場
-「競馬の祭典」日本ダービー開催の東京競馬場 –

場内の空気が変わるのですよ、本当に。騒がしいはずなのに、一瞬静まり返って、そして歓声が爆発する。鳥肌って、こういう時のためにあるんだなって思うくらい。

あとは、引退する名馬のラストラン。スタンドいっぱいに集まった人たちが、静かに見守って、最後に大きな拍手を送るあの瞬間。誰かが泣いていたり、でもそれが全然特別じゃない空気になってたりして…ああ、これって“共有する感動”なんだなって感じます。

編集部
編集部

それって、まさに“筋書きのないドラマ”ですね…。言葉じゃ語りきれない瞬間、確かにそこにある気がします。

Q.編集部

競馬場に興味はあるけど、まだ行ったことがない人にひとこと!

A.東スポ競馬 ザキヤマ

思い切って、一度行ってみてほしいですね。競馬場って、馬券を買わなきゃ楽しめない場所じゃないです。

馬を見て、風を感じて、少し歩いて、美味しいもの食べて……。そんな一日でも、じゅうぶん価値があると思います。むしろ、“競馬を知らないからこそ見える世界”もありますし。

競馬場ごとに違った個性があるのも面白いところで、「この場所、なんか合うな」っていう感覚もあったりします。

たとえば週末、ちょっと遠回りしてみる。そんなふうに、日常のすぐ隣にある“非日常”を味わってみるのも、いい時間になると思います。

編集部
編集部

それ、なんだか旅みたいですね…。帰り道にちょっと寄り道する気持ちで、行ってみたくなりました。

編集部
編集部

いかがでしたか?「今週末はお近くの競馬場に行こう!」

競馬場って、もっと無骨で遠い場所だと思っていました。けれど、実際にお話を伺ってみると、人の声があって、笑顔があって、馬たちがいて。空が広くて、風が気持ちよくて。 それはちょっと驚くほど“やさしい景色”でした。

何かに夢中になっている人を見ること、何かを見守っている人たちの空気に触れること。 それだけで、十分に豊かで、心が動く時間になるかもしれません。

ザキヤマ様たくさんの貴重な情報をありがとうございました!

ザキヤマ記事の監修:
東スポ競馬Web・編集長
ザキヤマ

公式サイト
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画像提供:東京スポーツ

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